Series & Columns連載・コラム
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Columns Special Report
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国内最大級のサイクリング拠点施設
──プレイアトレ土浦JR土浦駅の駅ビル施設「プレイアトレ土浦」は、サイクリスト(自転車愛好家)が求めるメンテナンスや宿泊など、あらゆるニーズを満たすサイクリング拠点施設だ。その一角に、茨城県が設置し、JR東日本グループの株式会社アトレが指定管理者として管理運営を行っている公設民営施設「りんりんスクエア土浦」がある。2018年に第1期エリアがオープンした同駅ビルに、なぜ「サイクリングリゾート」が誕生したのか。全国から視察が訪れるなど注目を集める、この施設の背景に迫る。
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弘前シードルのブランディングを担う新拠点
──A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房「A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房」は、青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館内の「CAFE & RESTAURANT BRICK(カフェ&レストラン ブリック)」に併設されたシードル醸造工房だ。天井の高い広々とした空間にシードルを醸造するタンクが並ぶ。かつては吉野町煉瓦倉庫であったこの地に開業した美術館に、シードル醸造工房とカフェ&レストランを備えたことは、どのような意味を持つのだろうか。
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駅舎に温泉!? 女川町民に愛されるコミュニティ
再興への挑戦
──女川温泉ゆぽっぽJR石巻線の終着駅である「女川(おながわ)駅」。地上3階建の駅舎の大きな特徴は、女川港を飛び交うウミネコが羽ばたく姿をイメージした白い大きな屋根、女川の町並みと女川湾を臨める3階の展望デッキ、そして2階部分に併設された温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」(以下、「ゆぽっぽ」)である。源泉は低張性アルカリ性。「美人の湯」とも称される。休日にもなると多くの旅行客や家族連れで賑わい、コロナ禍前の利用者数は年間およそ5万人にのぼった。
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大正レトロな駅舎を保存・再現しつつ、
観光駅としての魅力を向上
──JR日光線・日光駅宇都宮駅から日光駅までの路線距離40.5kmのJR日光線。その中でも日光駅の駅舎は、正統な西洋建築を取り入れた建築様式として評価が高く、「白い貴婦人」とも呼ばれている。北方ヨーロッパの建築技法であるハーフティンバー様式が用いられた木造2階建構造のネオルネサンス建築は、1階部分の一角に大正天皇が休息に使われた「貴賓室」(非公開)、2階部分に旧一等待合室(現在は「ホワイトルーム」として一般に開放)を備える。関東の駅百選において、「明治時代の面影を残す白亜の木造建築の駅」として選定された。
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ゲストとつくる"関係価値"の創出を目指して
──メズム東京、オートグラフ コレクション浜離宮恩賜庭園を臨む竹芝エリアにおいて、"つぎの豊かさを生み出すまち"をビジョンに掲げ、文化・芸術の発信拠点の機能を核とし、竹芝の地域資源である水辺を活かしたまちづくりを目的とした「竹芝ウォーターフロント開発計画」。JR東日本グループが進めるこのプロジェクトの拠点として、2020年10月にまちびらきした「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」。先立って、同年4月27日には第Ⅰ期部分として「メズム東京、オートグラフ コレクション」(以下、メズム東京)がオープンした。「WATERS takeshiba」内タワー棟16〜26階に誕生したメズム東京は、JR東日本グループの日本ホテル株式会社が世界最大のホテルチェーンの一つ、マリオット・インターナショナルと提携して生まれた、これまでにないラグジュアリーホテルだ。
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